【大塚駅】ぶらり、ちょこっと大塚さんぽ。空蝉橋から抜けるスカイツリーが気持ちいい!
大塚駅付近、JR山手線線路の上にかかり、大塚の南側と北側をつなぐ橋「空蝉橋」があります。空蝉橋は「うつせみはし」と読むのだそう。
どこか雰囲気の良い橋の名前から情緒を感じたりする方が多いようだけど、現在の空蝉橋自体はいたって普通の橋。かつての橋はもしかしたら雰囲気がある橋だったかもしれないね。
今回は、歴史を感じることと、もうひとつスカイツリーを眺める場所として「空蝉橋」をご紹介します。
みんなのツイート
大塚のホープ軒本舗に行く時に撮影しました。つうか、源氏物語的なあれもあり、空蝉橋ってのがロマンティック
— SH100000 (@SH100000) 2017年4月29日
来るたびに思うが、夕方の大塚の空蝉橋辺りに漂う謎のセンチメンタル感は何なのだろうな、土地柄なのかな
— こばやし 佑 (@yukeko_) 2017年5月24日
大塚の「空蝉橋」
大塚駅の北口、南口どちらを出ても空蝉橋へ行くことができます。徒歩3分くらいの距離で、北口を出た場合には左方向(池袋方向)へ、南口を出た場合には右方向(池袋方向)へ向かい、直進すれば「空蝉橋」です。住所的には豊島区北大塚みたい。
橋はほんの20メートルくらい。橋云々よりも、橋から見える眺望の方が注目ポイント。線路沿いにスカッと抜ける風景が、なぜかものすごく気持ちをスッキリさせてくれるよ。
「空蝉橋」の読み方として、「うつせみばし」と「はし」を濁らせて読んでいるのを耳にします。「うつせみばし」の方が言いやすいよね。でも、橋名板には「うつせみはし」と書いてあるので、濁らないのが正式な読み方みたいだね。
「空蝉橋」の橋名の本当の由来
「空蝉橋」の名前の由来として、『空蝉橋の由来は、かつて近くにあった稲荷神社境内で、セミの抜け殻が付いた松の木を明治天皇がご覧になったこと』と知られているみたいなのだけど、これはちょっと怪しいようで。
この空蝉橋の近くにある稲荷神社の沿革でこんな一文を発見。
近くにある稲荷神社
当時は枝ぶりのよい赤松の大木があったが、工事の為伐採されてしまった。『夏ともなれば蝉の抜け殻が数多く、みられたので、のち橋の名を空蝉橋(ウツセミハシ)と名づけられた』と古老たちは話している。
この空蝉橋の近くにある稲荷神社の沿革でこんな一文を発見したよ。99%これが本当の由来なんじゃないの〜!?と思った次第。
ただ、どちらにしても松の木があって蝉の抜け殻がついていたことにy由来するようで、名付けた人物の違いかな。
稲荷神社への行き方
空蝉橋の北側の橋名板横の道を入り、閑静な住宅街を道なりに進みます。電車の通る音が少しするくらいのとっても静かな場所。橋から2、3分歩くと左手にすぐあるよ。
出世稲荷神社の神様
祀られている神様は、出世稲荷なので宇迦之御魂命(ウカノミタマノミコト)。この神様の由緒としてこう記されていたよ。
五穀の守護神でもあるとともに、衣食住の守り神であったため、江戸時代に於いては、農家は勿論商家に於いても広く屋敷神としておまつりされていた。
かつては、今の空蝉橋あたりにあった神社で、明治36年山手線大塚駅が完成、後貨物線の拡張工事に伴い大正初期に現在地に遷されたそう。嘉永7年版の地図に載っているのだとか。
「空蝉橋」から見える景色が気持ちいいよ〜!
今回はこの景気を紹介したかったのが本題。小さく見えるスカイツリーがきれいというのもそうだけど、風が通ってスカイツリーまでスカッと抜ける感じがとても気持ちいい場所。
豊島区内からスカイツリーを見ようと思うと高い場所に上がらないと難しいのだけど、普通の平地(橋の上だけどね)から見られるのは結構貴重みたいだよ。
ボーッと景色を眺めているひと、結構多いみたいだよ。
空蝉橋北交差点は桜が咲き誇るよ。
ちなみに、春になると空蝉通りを下ったあたり、桜並木なので花が咲き誇るととてもきれいだよ。
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